ボイロ動画投稿者の編集ブログ

ニコニコ動画・YouTubeに音声ソフト「ボイスロイド」を使用した動画を投稿しています ブログではこんなことを書きます ・動画編集で使える考え方 ・動画に関するデータ取りの展開 ・動画編集雑記 *** 過去のブログ すごいためになるブログ「すごブロ」 1分で読めるショートブログ 2019/8/13〜2020/4/11(168記事) 説明: すごい人たちの発信内容を「1記事1分で読める」をコンセプトに要点だけをまとめたブログです。とにかくすごい!ゴイスー

☆動画投稿者の数字への意識について

 

動画を投稿していますと、再生数やコメントなどの動画の数字、またはフォロワー数といった投稿者としての数字が可視化され

これらは投稿者自身にとって少なからず気になるところかと思います

このブログを書き始めた2022/5/9現在、とある記事をきっかけにTwitter上で動画再生数の意識に関する話題が多く出ていることもあり、前々から思っていたことも含めブログをまとめてみたいと思います

 

・動画投稿者は再生数をどのくらい意識しているか、アンケート結果の共有

先日某所にて動画投稿者さん向けに、以下の質問を行いました


動画の再生数やフォロワー数などの数字ってどのくらい意識されていますか?

1:バチバチに意識している
2:できれば増やしたい程度
3:基本的に意識していない

 

結果:42件の回答

1:2件(5%)

2:30件(71%)

3:10件(24%)

 

この結果だけ見ますと、バチバチに意識している人はとても少なく、できれば増やしたい、または基本的に意識していないという方が大多数という結果になりました

なお、私も投票しており、1で入れています

アンケートが誰がどこに投票したか分かる形式だったため、ちょっと1に入れづらい環境だったというのは少なからず影響としてあるかもしれません

 

とある動画投稿数を取り扱った企画の炎上案件について

2022年4月30日に公開されたニコニコニュースにて、ニコニコ超会議で再生数1,000以下の動画を供養する企画がニコニコ公式さん主導で行われた、という内容を紹介した記事が、再生数の少ない動画をニコニコ公式が軽く扱うとはどういうことか、ということで炎上していました

まずこの企画が「供養希望」のタグロックがされた動画が対象となり、タグロックは動画投稿者しかできないことから

投稿者自身が応募する形となりますが、紹介されたブログではタグロックされた動画が対象ということが書かれておらず、ニコニコ運営さん側が勝手に1,000再生以下の動画を供養したとも受け取れたので、そこが炎上の大きなきっかけだったと見ています

▼記事はこちら だったと記憶しています

なお2022/5/7に「タグロックされた動画が対象」という旨も追記されているようでした

 

このことに関する多くの動画投稿者さんのお気持ち表明的なツイートや、そのツイートに対するリツイートやいいねの数を見ると、やはり動画投稿をする上で数字に対する意識は誰しもが少なからず持っているんだなあと感じました

また、なかなか数字が伸びず悩んでいる人も多いとも感じました

 

・実際の動画の数字について

私が調査したデータですが、ニコニコ動画に投稿された動画の再生数などの中央値、および分布を調べています

ボイチェビ動画

f:id:dougaageotoko:20220520083557p:image

全体

f:id:dougaageotoko:20220520083601p:image

動画のURLは最下部にて紹介します

 

今回1,000再生以下という区切りで見ると、ボイチェビ動画では上位29%、ニコニコ全体では13%となっており

ニコニコユーザーの8〜9割が1,000再生以下と考えると、少なくない人が先程の「供養」対象動画に該当し、不快に思った人が多かったというのは考えられます

 

・私の意識の変化

ちょっとここで私の動画投稿者としての数字への意識について語らせていただきます

動画投稿を重ねることで意識は常に変化していきました

今後も変わるかもしれません

 

1:あまり意識していなかった動画投稿初期

動画投稿を始めた2017年11月から2019年末ごろまでは、そこまで再生数を意識しておらず、それこそできれば多く再生されたらいいなと考えていました

その頃の再生数は3桁、フォロワーは100人未満でした

 

2:バチバチに意識し始めた動画投稿中期

2020年になってから、ちょうどコロナが大流行して緊急事態宣言が発令され、仕事はテレワーク、外出もままならなかった時期くらいから

なぜ私の動画は再生数が伸びないのか

と、数字を強く意識し始めました

どうやったら再生数をのばせるか、について取り扱ったノウハウ動画やブログなどのコンテンツに触れ、戦略を立てて実行できることは実行していきました

 

3:再生数が増えたら増えたで別の悩みが生まれた

2021年4月以降、これは以前のブログでも述べましたが

ひとつの動画がバズってから再生数は多ければ10,000再生を超えるようになりました

しかし、投稿動画した動画が再生数が伸び悩んでいた頃より明らかに多いはずの4桁再生を達成していても、その前に投稿した5桁再生より下回ると、人気が維持されなくなったのではという不安にかられてしまいました

 

4:再生数低下より否定的なコメント反応が気になるようになった

再生数を意識すると同時に、動画につくコメントの内容の方にも大きく意識が向くようになりました

再生数を得るために動画の内容は過激なものになりがちとなっており、そうなるとコメントや反応もそれに比例して否定的なものも増えていく印象です

コメントとは動画を写す鏡のようなものだと思いますのでこれは仕方ないです

 

5:納得いく動画を作る方に力を入れたい現在

そんな中で、作った動画によってはコメントやTwitterで多くの好意的な反応をいただける動画がいくつか出てきました

・動画投稿者さんへのインタビュー動画

サービス残業を取り扱った動画(ニコニコ運営さんに取り上げていただいた)

そういう動画の方がやはり投稿した後の様子を見るのが楽しいと感じたので、過激な動画より色んな人に評価される動画を作っていきたいなと考えるようになりました

現在は再生数も気にはしますが、ある程度軽めに受け取れるようになりました

 

・数字を意識する上で気をつけたいこと

自分語りが長くなってしまいました

ここまでの内容を踏まえ、動画投稿者として気をつけるべき点を3つほど挙げてみます

 

・お前も有名投稿者にならないか?みたいなことを言わないようにしたい

自分自身が数字をバチバチに意識する側の人間の場合、周りの投稿者さんも自分と同じように数字をバチバチに意識しているのでは、と思う傾向があるように感じています

自分自身もそうでしたし、一部の投稿者さんのツイートなどを拝見していて感じたことです

 

ただしブログ冒頭のアンケート結果でもあった通り、そんなにバチバチに意識している人は少数派とも思われますので

動画内やTwitterで投稿者向けの発信をする際に

お前も有名投稿者にならないか?

みたいな

自分の感覚を押し付けて、鬼滅の刃の上限の参みたいなことを言っても

いや、いいです

みたいな、ちょっと温度感の違う冷めたリアクションをされてしまうかもしれないですね

そういうのは、はたから見ているとちょっと痛い感じで私自身の理想からはかけ離れていますので、やめるべきと取り上げさせていただきました

 

・フォロワー数でのマウントを取らないようにしたい

フォロワーが多ければ多いほどそりゃいいですし、多くの動画投稿者さんが気にするところかと思いますが、フォロワーが多い人が偉いみたいな一部ユーチューバーさんの世界で聞くようなのは、正直言って気持ち悪いです

本来動画投稿者は同列であり、どちらが上なんてのはないです

が、これはどうしてもフォロワー数などの数字の比較は、意識してしまう人はしてしまうんじゃないかなという気はしています

 

何を隠そう私自身、周りの投稿者さんのフォロワー数が気になり、事あるごとに他の投稿者さんのニコニコユーザーページをチェックしに行ったりしています

気になるのは仕方ないとしても、フォロワー数が多い人が偉ぶったり、少ない人と上下関係ができるみたいなのは気持ち悪いので避けた方が良いと思います

 

あとどうでしょうか、動画投稿をしていない1ユーザーさんとしては動画投稿者のフォロワー数ってそこまで興味ないのかなとも思ったりもします

フォロワー〇〇人達成!ってツイートに純粋なおめでとうのいいねやコメントは寄せても、投稿者同士でフォロワー多いぞ合戦みたいなことやっても

それって視聴者さんとしてはそんなに面白くないのではと思うところがあります

自身が視聴者一辺倒だった時期は、見てる投稿者さんのフォロワーなんて気にしたこともなかったと思い出しましたがいかがででょうか

 

・謙遜しすぎない

動画投稿者の頭に「有名/中堅/原石(底辺)」という

3つの名称が付くことがあると思います

これらは明確に動画の再生数が、またはフォロワー数がいくつになったら動画投稿者としてどの名称を名乗るのが良いかといった基準はないのですが

一般的に有名投稿者と呼ばれるような動画の再生数、フォロワー数を持った人が

私は底辺投稿者なんで、なんて謙遜した日には

なんかそれは違和感があって、受け取り手にとっては皮肉か??みたいな感じで炎上の種になるかもしれないです

あまり謙遜しすぎず、客観的に妥当な肩書きを持つのが良いかと思います

 

まあ、

「私は有名投稿者です」と名乗るのもなかなか胆力がいりそうですが

一番難しいのは中間に位置する中堅投稿者がどう名乗るか、かと思います

 

おしまい

 

ブログ内で紹介した動画のURL