「不気味の谷」について コメント拾い
立ち絵:blueberry様
背景:野田工房アニソンカラオケ制作室様
私の動画にいただいたコメントより、気になったものを拾い上げて取り上げていくコーナーです
こちらの動画
立ち絵の「口の動き・目の動き」について考える 動画語り 東北きりたん
の「母音あいうえお対応の口パクはなんか合わない」という内容に対していただいたコメント
「不気味の谷に入っちゃうのかな」について
この「不気味の谷」という単語、聞いたことのないものだったので調べてみました
「不気味の谷」とは
合成音声や3D技術の進化に伴い、リアルさが増していった結果
一定のラインを超えたらへんで、「怖」「なんか気持ち悪い」といった感覚を抱く現象
簡単にまとめるとこんな感じかと思います
詳しくはニコニコ大百科の記事参照ください
こういった経験のある方、いらっしゃるのではと思います
実例を挙げるのは微妙かもしれませんが、先日YouTubeで見かけたニュース番組に出ておられたCGのアナウンサーさんに
私はこの感覚を覚えました
かなりの技術力で人間によく似た容姿や動きをしており、合成音声の調声も人間に似ているのですが
なんとも言えない不自然さのようなものを感じ、好意的に見ることができませんでした
ボイスロイドなどの合成音声についても技術の発展とともにどんどん人間に近づいていく過程で
ふと不気味の谷に落ちてしまうことがあるかもしれません
もしかしたらすでに人によってはそういう感覚が発生しているのかもしれません
だからといって技術の発展をどこかで止めようというのはまた違う気もしていて
ただ、販売戦略的にはあえて現在の技術の最高点としない状態でのリリースというのはあり得るのかなと思いました
現在の動画で採用される合成音声においては
可愛らしい立ち絵、いい感じにデフォルメされたものが多いかと思いますので
個人的にはほぼこの不気味の谷現象を感じることはありません
動画のコメントで触れていただいた通り、あいうえお形式の口パクに対して不気味の谷現象に近いものが発生する恐れがあるかなと感じています
なお、不気味の谷を超えたと言われている技術もあるようですね
こちらです
「saya project」
私もこちらの動画はすごく自然に見ることができ、不気味の谷は超えたと捉えています
以上「不気味の谷」について調べてみました
興味深いコメントをいただいた方、ありがとうございました
おしまい