☆動画についたアンチコメントの取り扱い方について
立ち絵:blueberry様 背景:野田工房アニソンカラオケ制作室様
動画を投稿すると、好意的なコメントだけでなく否定的なコメントがつくこともあります
その対処法について考えていきます
動画媒体によるコメントの違い
YouTubeよりニコニコ動画の方が気軽に多くのコメントを打ちやすく、
ニコニコ動画は匿名でもコメントできるため、攻撃的・否定的なコメントが打たれやすいと感じます
対処の考え方のご紹介
ここで岡田斗司夫さんが動画内でお話しされていた内容の紹介です
動画に寄せられるよくないコメントをどうするかという話で
食堂にゴキブリいたら
「(自分がやってる食堂に)ゴキブリいたら、潰して(お客さんには)見えなくするじゃないですか
それと同じようにそういうコメントは潰して見えなくする」
というようなことを言われていました
非常にしっくりくるわかりやすい例えだなと思いました
たしかに快適な環境で動画を視聴してもらうよう配慮するのは
より多くの人に見て欲しいと考えた時、動画投稿者のなすべきところです
誰だってゴキブリが行き交う食堂なんかでご飯食べたくないですからね
コメントを対処する際の懸念点
否定的なコメントを見えなくされたことを
そのコメントをした視聴者が知った場合
そのことに腹を立ててアンチ化、さらに「荒らし」に進化して他の動画にも荒らしコメントを投下されたり
執拗に粘着され長い戦いになるのでは、という恐れがあるかもと考えました
これに関してニコニコ動画、YouTubeそれぞれについてコメントを見えなくする設定の仕様について確認しました
ニコニコ動画の仕様を改めて確認すると、
NGユーザー・コメント設定されたユーザー・コメントは
コメントした本人には通常通り見える設定となっているそうなので
NG対応されたことがわからなくなっていてその心配は少ないかなと思いました
わざわざ別アカウントを用意すれば見えるかどうか確認できますが、
そもそもコメントのNGに関してはその動画の投稿者だけでなく、他の視聴者からNG登録された時の累計ポイントや、その動画に書かれたコメントが多い場合に古いコメントから消えていくという仕様でも見えなくなるそうなので
動画投稿者がNG設定したという特定はなかなか難しいのではないかと思います
YouTubeの場合、動画投稿者が視聴者からのコメントを削除することができます
削除した場合、コメントした視聴者に通知はいかないので気づかないケースが多いと予想されますが
たまたまその動画を見返された時に気づかれる可能性はあります
その際、先程懸念した荒らし化することはあるかもしれません
荒らし行為として全動画に低評価をつけて回られたり、否定的なコメントを投稿されたりなどですね
また、YouTubeの場合は視聴者からのコメントがあると、それを投稿者が承認したら公開される設定にしたり
そもそもコメントを出来なくする設定が用意されています
コメントを制限することは、承認の手間やいいコメントもされなくなるデメリットがあるので、設定するかどうかは慎重に考える必要があります
否定的なコメントとの向き合い方
ここまでコメントへの表示上の対処についてまとめてきました
もう一つ考えたいのが、否定的なコメントから改善点が見つかることもある、という点です
バカ、アホ、クソ、つまらん など抽象的な悪口コメントはアレですが
冗長でつまらない、掛け合いが寒い、テンポが悪い など的確に理由が書かれたコメントは
自分の動画スタイルや編集技法を見直すきっかけとなります
視聴者が「この動画よくないな」と思ったら、動画への指摘なんてせずにそっ閉じすればいいところを
わざわざ改善点を教えてくださるので、貴重な情報です
こういった内容は他の視聴者も同様に感じることが多い内容かと思うので
たとえばその場でそのコメントだけを見えなくしても、別の動画で同じようなコメントがつく可能性がありますので、改善して根本から解決させるのが好ましいと言えます
否定的なコメントって目を背けたくもなりますが
可能な限り正面から向き合っていくことで、動画の質を向上させることができるのではと考えます
おしまい